Quantcast
Channel: 旅と祭りのフォトログ
Viewing all 1467 articles
Browse latest View live

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館 其の一

$
0
0

ジャパニーズ・アビエーションの原点は各務原にあり。

 

「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」です。 略して愛称は「空宙博」(そらはく)

 

入口では乙式一型偵察機サルムソンA2Akの原寸大レプリカが出迎えてくれます。

 

クラシカルな美しき造形美。

 

お目当ては世界に通用する戦闘機「飛燕」と「零戦」

 

戦前戦中における航空機開発の歴史が紹介されております。

 

陸軍三式戦闘機二型「飛燕」

 

世界で一機のみ現存する実機です。

 

資料に基づき新製された「飛燕」の計器パネル。

 

ドイツのダイムラー・ベンツで開発されたDB601液冷V型12気筒エンジン、日本名称ハ40。

 

ロールアウト時を思わせるすっぴんジュラルミン姿だ。

 

頭上には各務原で初飛行を行った十二試艦上戦闘機一号一型の原寸大レプリカ。

 

新製時を模したアナログ計器が並ぶ。

 

太平洋戦争末期に登場した傑作機、四式重爆「飛龍」のレプリカ。

 

 アメリカのスミソニアン航空宇宙博物館より貸与されたハ42エンジン、「飛龍」搭載のハ104を再設計し出力は2300馬力。

 

「宮崎駿の雑想ノート」にWP-30重空中戦艦として登場する九二式重爆、試作機の初飛行は昭和6年に各務原で行われました。

2018年6月 岐阜県各務原市


岐阜かかみがはら航空宇宙博物館 其の二

$
0
0

 1F航空エリアにずらりと並ぶ戦後の空を駆け抜けた航空機たち。

 

 航空自衛隊創成期にアメリカから供与された練習機T-33は導入当時の姿に美しく磨き出されている。

 

 三菱鉛筆と呼ばれた超音速戦闘機F-104J

 

二代目ブルーインパルス仕様のT-2

 

 航空祭でも俯瞰できないアングルは「空博」ならではの楽しみ。

 

 T-2CCV実験機と後方はC-1輸送機をベースに開発されたSTOL実験機「飛鳥」

 

 巨額の開発費が掛かることから実用化には至らなかったが、

 

 日本初の低騒音ターボファンエンジンFJR710は後に改良されV2500としてエアバスA320やMD90に採用された。

 

 飛行艇はロマンに満ちている。 「二式大艇」で名高い水上機の名門「川西航空機」 戦後は「新明和工業」として世界最高性能のUS-2飛行艇を開発した。

 

 その礎となったUF-XS実験飛行艇。 黒色の機体にオレンジ色のアクセント、白のチェックがお洒落である。

2018年6月 岐阜県各務原市

山笠によせて

$
0
0

 博多の町が呼んでいる。

 

 山笠が動き出した。

 

 そこで、昨年の写真を引っ張り出してみた。

 

 2017年にレイメイ藤井福岡本社2階ギャラリーで開催された土居流山笠展。

 

 高名な博多人形師、中村信喬氏と弘峰氏 父子が手掛けた逸品が並ぶ。

 

 いずれも格調高い美術工芸品。

 

 久留米絣の水法被に長法被、粋である。

 

 わんぱく山のぼせが気合いを入れております。

 

博多で待っとぅと!

2017年7月 福岡県福岡市

博多祇園山笠2018 序章

$
0
0

 遠き祭りを訪ね旅情と共に楽しむ夏、今年も西へ飛んだ・・・

 

 眼下に広がる関門海峡と洞海湾を眺め、

 

 福岡空港へ、

 

 祭りの現場はすぐそこだ。

 

 梅雨が明け夏空が広がる博多の町。

 

 地下鉄の出入り口も山笠仕様だ。

 

 県外者にとって憧れの櫛田神社桟敷席、6月26日のチケット販売時には前日からファンが大勢詰めかけ15分で完売する。

 

 櫛田神社宮司自ら桔梗の花殻を摘む。

 

 今年の一番山「西流」

 

 間もなく大勢の観客で埋め尽くされるであろう。

 

 7月13日の山笠行事「集団山見せ」

 

もっと、水かけてくださーい!!

 

熱き博多の夏が佳境を迎える。

2018年7月 福岡県福岡市

博多祇園山笠2018 集団山見せ 其の一

$
0
0

 7月13日のお楽しみは「集団山見せ」

 

 呉服町のスタート時刻は15時30分。

 

 真夏の日射しに勢い水が光る。

 

 山笠は爆発だ!!

 

 集結地点までの移動も全力疾走で行く、手加減は一切ない。

 

 今年の一番山「西流」 表題は「報文武秀小松君」人形は平重盛。

 

 街路樹が美しい明治通りを駆け抜ける。

 

 二番山「千代流」 表題は「藤花庸功千代芳」人形は黒田官兵衛、松寿丸。

 

 立派な子供山笠を有する「千代流」

 

 可愛らしい山のぼせを冷やせ。

 

 山笠があるけん博多たい。

 

 三番山「恵比須流」 表題は「山呼萬歳聲」人形は豊臣秀吉。

 

 愛知県人の目線では徳川家康に見えてしまう(笑)

 

 威風堂々、胸を張って進もう。

2018年7月 福岡県福岡市

博多祇園山笠2018 集団山見せ 其の二

$
0
0

 四番山「土居流」 表題は「歌舞伎十八番 暫」 人形は鎌倉権五郎景政。

 

 紺の久留米絣は寅さん好み。

 

 「集団山見せ」には所要時間の計測はなく比較的なごやいだ雰囲気のお披露目行事。

 

 五番山「大黒流」 表題は「吾在俱」 人形は黒田長興。

 

 福岡市の要請で昭和37年から始まった「集団山見せ」

 

 舁き山笠が博多から福岡へ入る唯一の行事。

 

 赤い締め込みが存在感を放っております。

 

 六番山「東流」 表題は「思君慈母成鬼神」 人形は吉岡妙林尼。

 

 高速山笠「東流」 子供たちの走りっぷりも速い。

 

 七番山「中洲流」 表題は「開運七福人」 大黒天、毘沙門天、恵比須天、寿老人、福禄寿、弁財天、布袋尊が宝船に乗って777年の伝統を祝す。

2018年7月 福岡県福岡市

博多祇園山笠2018 飾り山めぐり

$
0
0

 山笠浮かれで汗を拭う、心地良き博多の夏。

 

 「尾張名古屋保城」 徳川宗春公も登場し愛知県から訪れた山のぼせには嬉しい限り。

 

 「天神ソラリアプラザ」の吹き抜け部分に建つ飾り山はファッショナブルで格調高い。

 

 多くの人が行き交う天神地区は新天町、表題はお馴染みの「サザエさん」です。

 

 「大丸エルガーラ」のアーケード内に建つ天神一丁目、表題は「黒田関ヶ原之陣」

 

 天神から中洲までは炎天下の散歩。

 

 西日本一の歓楽地に建つ中洲流、表題は「長政関ケ原武勲」 博多では黒田の人気は高い。

 

 複合商業施設「博多リバレイン」前に建つ飾り山、表題は「蒙古襲来博多湾」

 

 明治通りを横断すれば川端商店街のアーケード、川端中央街の表題は「アサデス。KBC」

 

 上川端通が建てる走る飾り山、表題は「義経八艘飛」

 

 見送りの表題は「京鹿子娘道成寺」 艶やかです。

 

 櫛田神社へたどり着きました。 境内に建つ飾り山の表題は「日本武尊討熊襲」

 

 「キャナルシティ博多」のサンプラザステージに建てられる飾り山は美しい。 見送りの表題は「ゴジラ博多上陸」

 

 まるで手筒花火かと思わせる噴水のアトラクション。

 

 飾り山の周囲は吹き抜けになっているため上下左右360度、どこから眺めても豪華。 表題は「激闘三太刀」

 

 「グランドハイアット福岡」のラウンジからグラス片手に眺めるのも一興ではあるが、

 

 寅さんの好みはこちら・・・ うまか~

2018年7月 福岡県福岡市

博多祇園山笠2018 追い山もどき

$
0
0

 もちろん「追い山もどき」といった公式行事はございません。

 

 流れ舁きで行われる櫛田入り練習のひとコマです。 一番山の誇りにかけて「西流」が飛んでゆく。

 

 「土居流」の子供たちが出発します。

 

 招き板を掲げ櫛田神社の清道をひと回り。

 

 男見るなら文月の博多。

 

 直線をフルパワーでダッシュ!!

 

 櫛田神社の楼門前をかすめ、

 

 清道へ、

 

 清道を囲む桟敷席は県外者にとっては高嶺の花、入手困難なプラチナチケットです。

 

 しかし、山笠の櫛田入り練習時は無料で開放されます。

 

 ガイドブックに詳しい日時の記載は無いが、ネット情報で多くのファンが詰めかける。

 

 大観衆を背景にリハーサルとは思えない迫力ある光景が展開する。

 

 777年の伝統を担ぎ、

 

 男たちは7月15日の本番に臨む。

 

 清道を取り囲んだ舁き手衆が迎える中で、

 

 「大黒流」の櫛田入りです。

 

 夕刻の5時を過ぎても熱気が冷めない清道。

 

 「博多祇園山笠」の主要行事は7月1日から15日まで、

 

 ハイライトは7月15日早朝の「追い山」

 

 リハーサルとはいえ桟敷の特等席で堪能させてもらった。

 

 熱気が桟敷席の前を全力疾走してゆく。

 

 半端ない力の熱波、夜の直会で英気を養ってもらいたい。

2018年7月 福岡県福岡市


博多祇園山笠2018 博多っ子純情

$
0
0

山笠キッドのお出ましだ。

 

神妙な直立不動の大人たち、背後に控える子供たちが笑わせてくれます。

 

好奇心旺盛な子供たちは遊びの天才だ。

 

こうして、舁き出し時刻まで和んだ時間が流れてゆきます。

 

 今日の注意事項を頭に入れたら、

 

「土居流」 いざ、参る!!

 

 今度は真夏の太陽が眩しい中洲。

 

 勢い水を浴び子供たちがはしゃぐ。 外せない「博多祇園山笠」の名場面と思っている。

 

 舁き手衆の緊張をよそに子供たちはすっかりお楽しみモード。

 

 しかし、周りをベテランの大人たちがしっかりと護り統制を保つ。

 

 幼児のころから山笠に親しみ、

 

 カッコイイ山のぼせに成長してゆく。

 

俺についてこい!!

2018年7月 福岡県福岡市

博多祇園山笠2018 追い山前夜

$
0
0

 7月14日の黄昏時、

 

 「中洲流」最後の流れ舁き。

 

 凄まじい清い水が飛び交う。

 

 当然ながらカメラも洗礼を受けた。 

 

 博多川を渡り川端商店街へ、

 

 「土居流」も追い山にむけ最後の調整。

 

 日付は変わり7月15日の午前1時過ぎ、

 

 櫛田神社を目指し「土居流」が動き出す。

 

 酔客で賑わう中洲では、

 

 午前1時50分 「中洲流」が歓楽街を後にする。

 

 粋な弓張り提灯が語りかけてくるようだ。

 

 山笠は命たい!!

 

 オッショイ オッショイ

 

 払暁の土居通りには山笠が並ぶ。

 

 さあ、櫛田神社へ参ろう。

 

 境内に身を置けば、

 

 喧騒の中にも厳かな空気が漂う。

 

 この行事が伝統の神事であることを実感する。

 

 櫛田神社祇園宮にたいする奉納神事なのです。

 

 運命の午前4時59分にむけ徐々に興奮は高まり、

 

 櫛田神社周辺は人波で埋め尽くされ、身動きもままならない。

2018年7月 福岡県福岡市

博多祇園山笠2018 追い山

$
0
0

 追い山見物の人気スポットではないが、東町通りと昭和通りが交わる地点に張り付いてみた。

 

 パワーを、もっとパワーを!!

 

 櫛田神社を出発して15分が経過していた。

 

 舁き手が次々と交代してゆく。

 

 1トンを超える伝統の重みが肩に食い込む。

 

 舁き出し地点から廻り止までの距離は約5キロ。

 

 この距離をノンストップで走破し、

 

 タイムを競い合う。

 

 途中休憩など一切行わないのが山笠の流儀。

 

 疲労の中で限界に挑む男たちの表情は感動的である。

 

 若手は懸命に踏ん張り、ベテランは棒を慈しむように舁く、気力体力充実の赤手拭が仕切る。

 

 後姿も絵になる締め込み集団の美学。

 

 舁き出し前は茶目っ気たっぷりだった子供たちも試練に立ち向かう表情に変わっていた。 頑張れ!! 

2018年7月 福岡県福岡市

博多祇園山笠2018 終章

$
0
0

 朝の承天寺通り。

 

 臨済宗東福寺派の名刹「承天寺」

 

 境内に足を踏み入れれば、

 

 格調高き禅寺の趣が漂う。

 

 開山は円爾。

 

 正一国師として有名な高僧である。

 

 訪れる人も少なく、

 

 まことに静かな朝のひと時。

 

日射しと影のコントラスト、 聞こえてくるのは蝉しぐれ。

 

 「饂飩蕎麦発祥之地の碑」「御饅頭所の碑」「満田弥三右衛門の碑」が建立されています。

 

 其々に説明が付してあります。円爾は戒律厳しき禅の教えと共に庶民の楽しみを伝えたかったのであろう。

 

 中門から眺める方丈。

 

 方丈の前は「洗濤庭」とよばれる見事な枯山水庭園が広がる。

 

 鎌倉時代、博多に疫病が流行ったとき円爾が町人の担ぐ施餓鬼棚に乗り祈祷水をまいたのが「博多祇園山笠」の起源とされる。

 

博多の町に庶民が楽しめる祭りが根付くことを願ったのかもしれない。

2018年7月 福岡県福岡市

関宿祇園夏まつり 其の一

$
0
0

 名古屋と大阪を結ぶ関西本線は亀山駅を過ぎると旅情が漂ってくる。

 

 鈴鹿山脈に向かって伸びるレールは伊賀と近江の国境を目指す。

 

 東海道五十三次で47番目の宿場町として栄え、今なお往時の雰囲気が残されている関宿。

 

 国の重要伝統建造物群保存地区にして日本の道百選に選定されている。

 

 「関宿祇園夏まつり」を訪ねました。

 

 最盛期には16基もの山車が有り、

 

 横幕、見送り幕、提灯などを豪華に飾り、

 

 笛太鼓で祭囃子を奏でながら、

 

 情緒ある町並みを練り回した。

 

 「関の山」(せきのやま)という言葉はここが語源となっている。

 

 家並の軒先をかすめ人混みのなかを道一杯に巡行する様から「この上ない、精いっぱい、限度いっぱい」という意味で用いられる。

 

 突然、山車の下山と上山部がメリーゴーランドのように回転した。

 

 「舞台回し」とよばれるユニークな構造は「関の山」の特徴です。

 

 目が回ったから今度は綱を曳きまーす。

 

 ♪坂は照る照る 鈴鹿は曇る あいの土山雨が降る~

 

 「鈴鹿馬子唄」が聞こえる。 歌舞伎の演目にも登場する情緒豊かな調べだ。

 

 山車が動き出した。

 

 夜に備え旅籠ならではの蕎麦と山菜おこわで一服。

 

 西日が街道筋を照らす頃、祭りの雰囲気は一段と熱を帯びてくる。

 

 美しさに磨きをかけて、

 

 暗くなるまで待って。

2018年7月 三重県亀山市

関宿祇園夏まつり 其の二

$
0
0

 夏の夕暮れ時、この時間に味わう冷えたビールはことのほか美味い。

 

 私たちも出かけましょうか、

 

 笛の音に誘われ、山車を追った。

 

 「関の山」は風流だ。

 

 提灯が灯り始めると、

 

 宿場町は幻想の世界。

 

 情緒豊かな伝統の街並みを、

 

 提灯を纏った山車がゆく。

 

 「木崎」「北裏」「三番町」「四番町」4基の山車が次々と集結する。

 

 近江の「水口曳山祭」「日野祭」に登場する曳山と構造は似ているが、

 

 「舞台回し」とよばれ、山車の上部を回転させる独特の仕様となっている。

 

 提灯の灯りで飾られた山車が回される姿は幻想的で最高の見せ場でもある。

 

 夏の宵、伝統の山車祭はこういう場所で楽しみたい。

2018年7月 三重県亀山市

関宿祇園夏まつり 其の三

$
0
0

 旅籠の店の間から眺める山車は格別である。

 

 関宿を代表する大旅籠のひとつ、

 

 「玉屋」です。

 

 格調高い坪庭と離れ座敷。

 

 現在は「関宿旅籠玉屋歴史資料館」として一般開放されている。

 

当時使われていた小道具類は渡世人や素浪人が登場する時代劇のワンシーンを彷彿させます。

 

 伝統の町家建築は山車を詩情豊かに際立たせる。

 

 旧東海道の宿場町の殆どが旧態を留めない中で唯一歴史的町並みが残る関宿。

 

去りがたし関宿の夏。

2018年7月 三重県亀山市


よさこい祭り2018 ほにや

$
0
0

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2018年8月 高知県高知市

よさこい祭り2018 濱長花神楽

$
0
0

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2018年8月 高知県高知市

よさこい祭り2018 よさこい塾・ありがた屋

$
0
0

 

 

 

 

2018年8月 高知県高知市

よさこい祭り2018 上總組

$
0
0

 

 

 

 

 

2018年8月 高知県高知市

よさこい祭り2018 松山よさこい風舞人

$
0
0

 

 

 

2018年8月 高知県高知市

Viewing all 1467 articles
Browse latest View live




Latest Images